ミスター鍵っ子

世界で初めて生命を乗せたソ連の宇宙船:スプートニク2号をご存知だろうか?この船に搭乗した生命とはライカという名のイヌである。彼女の功績により、のちの有人宇宙船の可能性が開けるものとなったのです。
しかし一方で悲劇なのは、彼女が宇宙へ行くために訓練されたイヌではないという事。何も疑うことを知らない彼女は、突如体に受ける衝撃を孤独に耐え続けた事だろう…。
諸説によると、酸欠で苦しむ前に絶命するようにと、最後の食事に睡眠薬と毒が入っていたそうだ。そして最後の晩餐を終えた彼女は気密室に身動き出来ないように固定されて飛び立ったのである。
その名を忘れないようにもう一度言おう、彼女の名はライカ。またの名はクドリャフカという。静かな宇宙空間に彼女の悲痛な叫び声だけが響き渡っていただろう…。

さてそんな話をしたかったんじゃなくて、『クドわふたー』好評発売中です。わふ〜。