ありゃま☆記念

ちまたでは、どうもロブロイばかりが目立ってしまいますが、逃げてクリスエスのレコードを更新しているタップダンスシチー勢の気持ちにもなってみなって。直線の攻防といい、一番強い競馬をしていたのにね。ホント最近の若い者(ロブロイ)はお年寄り(タップ)に席(有馬記念制覇)も譲らんのか(笑)。まぁ改めて、今年の年度代表馬となるにふさわしいイイ競馬を見せてくれて有難うゼンノロブロイよ。歴史にも残る瞬間に立ち合わせてくれて有難う。
いつかのテレビ番組:情熱大陸藤沢和雄氏の特集が放送されました。この人は優勝したときに撮る記念写真に一切、自分も一緒に写らないんだそうです。それに対して藤沢氏はこう答えたのである「主役は私じゃない、彼らを見てやってくれ。私はあくまで手伝いをしたまでだ、勝った馬を褒めてやってくれ。」
この自らをかろんじないプロの生き様にオトコを感じました。今年の有馬はどうだったのだろうか?また一人だけ、かやの外からじっとロブロイを見ていただけなのだろうか?でもいつの日か誇りを持って口取りに写ってもらいたいものです。彼が写真に写るときまでオトコ藤沢和雄の伝説はまだまだ続くだろう。