ほらダーリン、私をつかまえてごらん。

29日大井競馬場にて第51回東京大賞典(統一GⅠ)が開催されました。
前年の覇者アジュディミツオー号は近走の敗退が響き4番人気と支持を下げ
地方馬最高の3番人気をシーチャリオット号に譲り挑戦者側へ回る形となりました。
しかし地方所属馬の大将格の意地を見せつけ連覇を達成しました。
東京大賞典2勝という記録は第30回と33回を制したテツノカチドキ号以来2頭目
それが連覇ともなれば偉業の記録といえます。
それよりも今年は交流GⅠで地方所属馬の勝利がこの一勝のみというのが事実。
今年最後の交流GⅠにて地方所属馬が中央勢に一矢報いる事ができて何よりです。


「地方は中央の二軍じゃねぇ」(『みどりのマキバオー』より抜粋)


なんだかサトミアマゾンの声が聞こえてきそうです。
噂によれば来年アジュディミツオー号は
ドバイではなくアメリカのBCクラシック参戦を視野に入れているようです。
ただただ中央の競馬に合わなかっただけで
この遠征はアジュディミツオー号にとっては面白いプランかも知れませんね。


「世界よ、ドバイワールドカップ6着をなめるな」


今度はそんな声(いななき)が聞こえてきそうです。