ありがとう浜村マサヨシです

何故か恒例となってますアレが帰ってきました。あれ?二度あることはアレッサンドロ・デル・ピエロ!!そうですね『M(マサヨシ)−1グランプリ』です。
遡る事今年の京都金杯オフ、私は仕事の都合で現地入り出来ないため断念かと思いきや夜九時に合流、「スズカ君、オールカラオケするよね?難波へ来て。難波オフしよ。」と京都から大阪へ呼び出したんですが、……なぜ?京都金杯オフの面子が全員来てるの?……なに?そのメロンブックスの紙袋は?
彼らは何を血迷ったのか(苦笑)、難波へ来る電車の中で急遽「M(マサヨシ)-1グランプリやらね?」というノリになっていたのである。しかも上記に九時合流と書いてる事から察しが付くかと思いますが、閉店間際の攻防戦を繰り広げた戦士たちがそこに居たのです。
再び何を血迷ったのか(苦笑)、エスカレーターを逆走して「三分で選ぶから待ってくれ」と店員に交渉したそうだ。悪ノリにもほどがある。日本橋広しといえども貴殿らほどの勇者は居なかっただろう。それをやってのけた素晴らしきパーティに拍手。

では参りましょう!『第三回M-1グランプリ』の開催です。開催前にまずは国歌斉唱。SLAM DUNKの主題歌『君が好きだと叫びたい』の替え歌『ロリが好きだと叫びたい』です。合言葉は「かわいいは、正義!」


第一回と第二回のリンクだけ貼っておきます。毎度思うのは何やってんだ俺という虚無感が残る。母さん、生まれてきて御免なさい……。
id:lock1124:20070628(第一回M-1グランプリ)
id:lock1124:20080711(第二回M-1グランプリ)

今回のM-1グランプリにエントリーされた7冊(競走除外と外枠発走含む)をアイウエオ順にてご紹介します。下記の審査項目を簡単に説明すると、「表紙(5段階評価)」「人物画(10段階評価)」「攻略対象(10段階評価)」あとは「その他(最大25点)」を寸評して得点(50点満点)を書いていきます。

 表紙:4点
そのタイトルには魅かれるモノがあります。そして帯を見てみると、ローゼン麻生さんに似た御仁が推薦しておりますね。ならこんなご時世でも安心して購入できるってものだ。しかし成人コミックにありがちな狙いすぎの表紙作りで中身が伴わないニオイがして敬遠しそうですね。あれ?一般向けの棚に置いてあるのだがどうしてだ?
 人物画:8点
充分にヌけるくらい可愛いです。成人コミックじゃないけども。
 攻略対象:5点
一般向けコミックなのにオルガスムスポイント(=私オリジナルの「ヌきどころ」という意味の造語)がニ箇所ほど見積もれるのが実にけしからん。あくまでバナナと練乳を描いているだけだからモザイクも不要ときたものだ、実にけしからん。くそ〜、今までなら容赦無く0点なんだが、くそ〜、葛藤の末に+5点
大丈夫だ、安心してくれたまへ。私は一般向け漫画でヌくほど堕ちてはいない。桂正和先生の作品でヌいたことがある若気の至りは許してたもれ。この暴露なんぞこれ。
 その他:14点
作品の本筋となる教師と教え子の純愛を描いたハートフルストーリーが私の好きなジャンルです。+5点
最終話の温泉での誓いのシーンでは、主人公とヒロインの関係上を踏まえてのオーソドックスなハッピーエンドながら心に響くものがある。+3点
そうですね、朝からバナナを頬張るのは健康ですよね。実にけしからん。何気に朝バナの隣のコマのパン食い競走の絵も……実にけしからん。+5点
第一話二話では『ちょこッとSister』に登場するような教科書に翻弄される展開、あと第七話で『こどものじかん』九重りんエピソードのような物語がオリジナリティに欠けている。一方で主人公の妄想ネタが高評価できるだけに惜しい。+1点
とある御仁から教えて頂いたのだけど、この作者が鉄道ヲタであることをつい最近知った。そんなプチ情報。+0点

 表紙:5点
私の場合ならばこの表紙だけでヌく事も射程内に入れます。一枚絵として十分Lv高くね?
 人物画:9点
作家買いの一言で。
 攻略対象:9点
収録作品10本中9本です。明らかに一本の作品だけは、たかじん胸おっぱいで挟んでいるのでM-1ルールにのっとって減点対象にしておきます。
 その他:20点
先生には珍しく純度の高いヤンデレ娘をしょっぱなに投入。話の終わり方も腹上のままというダークサイドのエンド。ヤンデレ好きにはたまらない一品かと思われ。+5点
収録作品から『すきいみ』を抜粋します。妹と主人公の彼女(=妹の友達)との3Pという関係図もさることながら、物語のラストでは友達と兄をくっつけた妹が、その友達と廊下で語らいながら「ホントに良かったうまくいって」と笑っているシーンには何か伏線めいた怖い印象を受けました。ヤンデレフラグ?+5点
狙ってじゃないだろうけど某ゲームのアロエっぽい髪型・顔立ちの娘を発見!しかも三話収録やっほーい。母親が恋のキューピット代わりとなり娘に入れ知恵し、そのままに行動するバカっぽい話にも好印象。+5点
オルガポイントも五箇所ほど検出できるので大当たり本といえます。カイシンシ先生の作品ならば、私のような癖じゃなくても万人に対応できると思われるので普通にオススメ本です。+5点
もうちょい加点を入れれるのだけど過去M-1開催分との比較を測るためここらで自重。あと一言あるならば、先生にはQMA本を描いて欲しいな〜と個人的要望。+0点

 表紙:2点
ティーアイネット?コミックMUJIN天瀬晴之?一度も見た事が無いな……でも画風に見覚えがあるモヤッと感(どうせ何か同人誌ってオチだろうけど)。裏表紙から得れる情報は収録作四話分の一コマずつを載せているので、そこから自身の好みと一致するか吟味しますね。M-1ルール的には判定が難しい微妙なライン、そして上記の知らないという食わず嫌いを加味して2点。
 人物画:8点
なかなか画力が高いですね。肉付きの良いむっちり感が出ています。メインヒロインの娘も可愛らしいです。
 攻略対象:6点
収録作品8本中サブヒロインである同学年のごく一般的高校生体型の委員長娘を差し引いた5本としておきます。
 その他:16点
上記の眼鏡っ娘委員長なんですが、よくイメージするビッチリ横分けで額を見せたロングの三つ網型ながら(=能登ちゃんが声をあてたら似合いそうな感じのヤツ)、性格はおっとり華奢系ではなく幼馴染系に多い積極的ツンデレが入ったキャラクター性には十分萌えます。+5点
作中に登場するオプションで縞パンとブルマがあるのですが、この先生のこだわりようが窺える点はどれも穿かせたままというシチュ。そうですね、パンツは脱がすものではありません!ずらすものです!!+5点
結局メインヒロインの妹との情事はたった二回で、彼女ポジションである委員長との三回を下回る結果ながら、その二回とは処女喪失の第一話と葛藤の末に主人公が結論を出した最終回の第六話でハッピーエンド。エロゲばりのシナリオ構成に満腹。もしこれをヘタレキャラが主人公ならばナイスボートエンド。+5点
この本も私のような癖じゃなくても十分に読める作品かと思われ。フェチズムとしてカテゴリ分類すると、メガネ強気っ娘委員長萌えorパンツ(おまけにニーソ)属性の方々へ推奨。オプションが豊富である強み。+1点

 表紙:5点
先生の作品は長く注目しているので作者買いといったところか。といっても手持ちにある一番古い単行本は01年発行の『カリスマママ(笠倉出版社)』止まりだけども。
 人物画:9点
しっかりした無駄のない描線で描かれるアニメ絵風のキャラ達がとても愛らしい。それを踏まえた上で特徴的なのは絶頂を迎えて焦点が定まらなくなった顔が扇情的で良い。
 攻略対象:10点
収録作品11本中11本です。茜新社のRINの作品なので回収済みが多くて新鮮味に欠けるのだけど、好きなものはヌけるのだからしょうがない!!
 その他:24点
まずはオルガポイントを発表しますとエロいことに五箇所以上もあります。大当たり本です。+5点
酒を飲んで酔っ払う少女の話があるのですが(注意:お酒は二十歳になってから!)、二次元の中だから違和感ない「らめぇぇぇ」と、ろれつの回らない少女が素敵。+5点
関係無いけどアロエに酒を飲ませる同人誌をどなたか描いて欲しいなって要望を勝手に述べてみた。+0点
まさに男の理想とも言える品行方正(=芙蓉楓のような)であり、性欲処理もきちんとこなす完璧な妹分的ぺったん少女(←ここ重要)を愛らしく描いている。こんな娘がいたら毎朝だって朝勃ちできるさ。+5点
ショタな男の子が寝ている姉的少女をイタズラしオカズにしちゃう話なんですが、その実は狸寝入りの少女側の視点から展開します。寝てる子にイタズラはよくあるシチュですが、される側の視点ってのは珍しいので新鮮ですね。で結局は少女側が生殺しで耐え切れず自ら本番突入ってオチ。+5点
猫玄先生は相変わらず安定感のある作品揃いで満腹です。基本和姦で後味も極端に悪いものはありません。時折スパイスとして変化球を混ぜるのも一辺倒にならず好印象ですね。+3点
収録作品は実質11本なのですが、モノローグ枠を含めると12本となります。しかし物語のムフフシーンと先生のあとがきを同時進行にて描いて書いてしていて、斬新だけど読み辛いったらありゃしない。まぁ描き下ろし後日談作品は嬉しいものである。+1点

 表紙:5点
これまた作家買いです。茜新社のLOで注目している作家です。掲載誌は違うが、されどコアマガジンの底力を表紙からもひしひしと伝わってくる。
 人物画:8点
コアマガジンメガストア掲載分だけをまとめた二年二ヶ月間が詰まった作品集のため、絵柄にばらつきが見られるのでドレを採点基準にすべきが難しいところ。
 攻略対象:10点
収録作品13本中13本です。一本だけ大人の女教師がまじってますけど、ちょーっとだけ平均より童顔で身長が低いだけなんだからねっ!ていうか13本も収録って何気に多くないか?
 その他:23点
まずはオルガポイントを発表しますと三箇所ありますね。当たり本と言えます。+5点
よしの先生はまだまだ数少ないクーデレ(=クールデレの略)使いの持ち主です。綾波レイ長門有希といった筆頭キャラを輩出しているこんな御時世なのに、クーデレもまだ定義の確立が難儀なためかロリエロ業界では少ない模様で残念。ただ声を大にして言えるのは、ツンデレツンデレくぎゅツンデレと某流行語っぽく何でもかんでも、リーチ・ツン一色の満デレ8000点でまとめるのは早計である。+5点
コメディとシリアスを半々で収録しており、様々の方向性へ意欲的に挑戦する先生の姿勢に好感を持ちます。なかでもコメディ側でピックアップすると『お風呂の梅子さん』のような銭湯の男風呂に少女闖入が理想のシチュ。ここであれこれ書くのはまさに早計で滑稽でマサヨシ自重。上の方にオルガポイントだの何たらかんたら書いてきましたが、前戯程度の表現で収まりそうも無いのです。そんな妄想の極み。+5点
逆にシリアス側で『初蜜』を抜粋しますと、両親の離婚により絶望感漂う少女の話で、それをネタに虐めの対象とするクソガキが現れるわけです。自暴自棄な少女はそんな毛も生えない青二才どもを逆に手玉にとる展開。しかし彼女のそんな悲しい心理状態は情事の後に一変するのです。ラストのコマで「ねぇ私わかっちゃった、女の子って一人じゃ満足できないみたい」が印象的でした。+5点
どの作品もそうですが、シナリオの方向性と構成力が秀でています。とてもコンパクトに仕上げていて「もっと読みたい・ボリュームが足りない」と愚痴りたくなるほどに秀逸。エロゲの世界ではごく普通の事ながら、外出しという行為にシナリオ上で意味を持たせる構成が良い。そんな基盤を築いていながらさらに二年二ヶ月の画の成長分が窺えるプラス材料付きで、先生の今後の作品に期待が膨らむばかり。+3点。

 表紙:5点
エロ漫画コンテストのはずだが確実に少年コミックスと書いているのは目の錯覚だろうか……。また秋田書店かよっ!どうもドカベンやバキや浦安なイメージが強い発行元ですが、とくにチャンピオンREDなる雑誌は私好みな作品が多い模様。ちなみにこの作品の同人誌を8作ほど回収済み。私だから買うまでに至らないけど本家の漫画にも興味があったのです。
 人物画:7点
可愛いっちゃあ可愛い。
 攻略対象:0点
脳内変換しないと攻略するのは難しいです。
 その他:4点
ギャグ漫画だから笑いポイントがあるのは当たり前なのだけど、個人的にはP58「パピコも一人で食べちゃう」やP77「私の脂肪が負けるとは!!」やP82「可愛い顔してとんでもない死神だよ」が好きです。+1点
最初は気にも留めなかったんですが、第102話の「跪くまで5時間だけ」でようやくアハ体験。全てのタイトルに元ネタがあったんですね。正解かどうかは作者が発表しない限り不明ですが、全タイトル理解した私もどうかと思う。なかなかユーモアな試みで素敵。+3点

 表紙:3点
ロリ漫画家としての知名度作家買いと言いたい所だが、逆にそのネームバリューが仇となる場合もあります。ロリ巨乳トップランナーの異名を持つばかりに私は敬遠しかねないですね。表紙の絵だけを見ると素晴らしいモノを感じ取れるだけに勿体無い。(注意:M-1ルール上、現代に蔓延る見本なるモノは存在せずビニールに包まれた状態と仮定して吟味します)
 人物画:8点
童顔というロリ基盤はできており、現在の私が求めている好みからは少々離れますが可愛いらしく描かれております。どうやら05年2月初版の初単行本だったようです。デビュー作もしっかり掲載されております。自称ロリソムリエの名が泣く不甲斐なさ。この当時はまだLOなる雑誌と出逢っていなかったのです。丁度この年にその筋のプロからLOを教えていただき茜新社へ手を出したのです。
 攻略対象:10点
収録作品12本中12本です。あれ?ロリ巨乳トップランナーの異名は?全作品皆揃って、つるぺたハゲ丸じゃないか!ペタジーニじゃないか!それに見合った縦一本スージーじゃないか!スージークワトロ(=元ネタ:アメリカのロック歌手)じゃないか!私は三次元ならOKだけど二次元に童顔巨乳を求めておらず注目してなかったんですよ。勝手な先入観を払拭し見改める必要があるな。
 その他:15点
オルガポイントは見積もって一ヶ所程度なんですが、デビュー時の初期の方向性が新たな発見で収穫でした。+5点
時折ランドセル着用のまま突入するパターンがあります。実にLO作家に相応しいランドセルへのこだわりようです。現代では堂々と小学何年生か等と表記しますが、昔の肩身の狭かった時代を知る者としては、ランドセル=小学生という基本的固定概念は必須条件なのです。そんな体に染まった習性が後押しします。+5点
収録作品より『きみはタンポポ』なんですが、教育実習生が小学生に一目惚れする話。実はヒロインと両想いだったという流れでそのまま本番突入→前編後編の二部構成で作中の時間軸の時を経てなお愛を育む二人→それがヒロインの御両親に発覚→そして逮捕→執行猶予で釈放されるが世間からは後ろ指さされ組→ある日のこと孤独に過ごす主人公のもとへヒロインが訪ねてくる→妊娠を告げられる→主人公は決心しご両親へ挨拶にいく→和解して明るく三世帯で過ごすハッピーエンド。二次創作物ならではの理想的なエンドだと思える。+5点

では僭越ながら順位の発表です。
7位:『みつどもえ』16点
6位:『奥サマは小学生』31点
5位:『SISTER』32点
4位:『みんなの登校日』36点
3位:『こいのいろ』43点
2位:『マイクロホリック』46点
1位:『都合のいい少女』48点
今回は色々お世話になっている御仁たっての希望によりマルゼンスキーの成し得なかった外枠発走を組み込んでみました。『キャノン先生トばしすぎ』や『日本全国豆投げ音頭』を教えて頂いて(?)実際に購入した経緯もあったり。他数作をメモ取ってますが中古本待ちといったところ。
あと競走除外もまた出ましたの報告。毎度の事ながらその場発表の競走除外と今回の外枠発走の二点以外はどなたのエントリー作品か解らない現状であります。mixiでもいいので詳細を教えて下さい。
今回も有難う御座いました。第三回までに掛かった費用の総額を考えると気が引けておりますので本当にもう勘弁してくださいね。「押すなよ決して押すなよ」のフリじゃないので真剣にお間違いなく。