なんて挑発的なのかしら・・・でもそこが素敵です。

アニメ:ローゼンメイデン第十話「別離」の感想です。


『アリス』とはそれは気高く無垢で一点の穢れもない少女。
お父様の中で起きることを許された選ばれし夢の少女。
ローゼンメイデン(真紅たちのこと)』とは制作者(お父様)の
理想(何よりも至高の美しさを持った少女の実現)のために、
いわば欲望のために存在し作られた人形たち。


いよいよ水銀燈とのアリスゲームの結末も佳境へと向かっていますね。
あとは十一・十二の残り2話で第一期は終わるのだが、
第二期のほうは、こちらの関西圏で放送されるのだろうか?不安を隠せないです。


上記にも挙げた「アリス」について考えてみました。
いつの頃からか「アリス」とはロリータの別称的な価値を見出すようになってますね。
例えばAV女優の小倉ありすとか。←もう引退しちゃったんだけども。
このロリータ的な意味合いの「アリス」の元々の語源は、
言わずとも知れた『不思議の国のアリス』から来ているのでしょう。


この本の作者(オックスフォードの数学者)ルイス・キャロル氏は、
家庭教師の訪問先で出会った少女アリス・リデルに溺愛し
彼女のために彼女を主人公にして書き綴った本が今のアリスシリーズなのです。
ローゼンメイデンに登場する「お父様」とは、そんな彼に思えて仕方ありません。


このルイス・キャロル氏はかなりの少女愛好家だったようで、
少女たちと遊んでいるときが何よりの至福の時だったそうです。
我が子でもないアリスの成長記録を写真におさめ自らの宝物とし保管したとか。
彼が30才の時、アリス(当時13才)に結婚を申し込んでいるという話もあります。
現代でこの行為はイタイタしく一歩間違えれば某小林容疑者のように成りかねない。


近年は児童ポルノ禁止法を中心に、また何処かの県ではより規制をかけているようで
ルイス・キャロルには辛い状況だね。
理性を無くして馬鹿みたいに犯罪に手を染める輩が多いから仕方ないけども。
一時の快楽のために一生を無駄にする、私はそんな等価を天秤には掛けられないよ。


あれれ、珍しく真面目にまとめてしまった。
え〜と、結局何が言いたいかと言えば、まぁその〜・・・『児ポ保』反対!!!