ミミズだってオケラだって宅八郎だって皆皆生きているんだ

久々にアニメの話をば。
ストーリー・設定・作画・キャスト・主題歌・ギャグ要素・萌え要素(燃え作品は裏開催とします)の7つの項目で評価した場合、まず前期は『にゃんこい!』が一番でした。
誰得?作品で御馴染みの『ミラクル☆トレイン』や、ただの百合作品の『ささめきこと』を前期五本の指に入れてもいいじゃね?とか考えてる可笑しいな感覚の人の戯言です。
だってさ、前期は最後まで我慢して見続けたけど、その浪費した時間に見合った対価を得られない作品が多かったのよ。とくに「うみねこが無駄に長すぎた」の一言に尽きる。
巻き返しをはかったのは『アスラクライン2』くらいなモノだ。残念な前半からスタートし後半の一巡目世界での話で「この新展開は面白そう?」にまで回復。それでも結局ベスト10入りすらしないのだが。
あえて部門別の一番を決めるならば、ストーリーは『君に届け』(今期でも総合上位)・設定は『うみねこのなく頃に』(赤き真実と青き真実が興味深かった)・作画は『にゃんこい!』(カメラワークの演出が実に素晴らしかった)・キャストは『真・恋姫無双』(まあ多勢に無勢だけど)・主題歌は『11eyes』(音楽における燃え要素は別腹)・ギャグ要素は『秘密結社鷹の爪カウントダウン』(ただのダジャレ押しからブラックジョークにシュールレアリスムまで多彩)・萌え要素は『生徒会の一存』(M-1ルールでいう所の人物画10点的解釈でよろしいでしょうかw)

ここには名が挙がっていませんけど、今期でも五本の指に入れたい注目してるダークホースなのが、『あにゃまる探偵キルミンずぅ』です。
ストーリーは本放送時間帯的にやはり子供向けに仕上げています。しかし深夜放送も展開しているので、きっちり対象年齢拡大の意識はしているはず。
設定は大きなお友達受けの演出を多彩に忍ばせています。例を挙げるなら、暗闇探索の中でコウモリ能力を持ったキャラの娘に、さり気なく舌打ち(エコーロケーション)をさせつつ歩かせている。
作画は「上の人自重」なる新語が出来るほど、変身後の着ぐるみ帽子の表情豊かさにも注目して見ていきたいところ。あとM-1ルールでいうt(ry
キャストは「丹下桜買い」の一言に尽きる。エロカワいすぎます。昨今に蔓延る釘宮病疑い患者は一度丹下桜ボイスを堪能するがよい。新たな世界が見えてくるさ。確定患者はもう手遅れなので何も言うまい。
主題歌はかなり癖があって実に良い。『Neko Jump』と呼ばれるタイ人デュオが歌っております。「猫ジャンプ」ってユニット名から察するに日本を意識しており、コーラスに「おあいようございます」と聞き取れる部分があります。しかし他は完全タイ語で難儀。
ギャグ要素は及第点クリアー程度ではあるものの、第13話の「イケメンすぎるぜこのケツ」展開がシュールすぎる構図でツボに入りました。カッコイイ台詞を言っているのだけどどう見てもただのケツ。
萌え要素はニオイを嗅ぐ時の犬能力の娘がエロいよと推してみよう。あとM-1ルール的には丁度良いペドリャフカっぷりである。わふ〜。

おっとここで「マサヨシさんなら『はなまる幼稚園』じゃないんですか?」と質問が来ましたよ。そしてマサヨシさんはこう答える「いいえ、あれはどう見ても『ぽてまよ』なので対象外です。」あれ?いつから私はペド押しのキャラになった?
寧ろ私は『れでぃ×ばと!』の桜沢みみな先輩が理想です。設定は19歳で身長138cmとはなんて合法ロリータなんだ。声優込みで言えば『おねがい☆ティーチャー』の森野苺・『名探偵コナン』の灰原哀よりも好条件だ。あとヴァンパイアも合法ロリだよね。わ〜い、こんな娘が三次元に居ないかなぁ〜 o...rz

おっとっと、話が異空間へ逝ってしまう前に軌道修正。
で、現在の今期一番のアニメは『デュラララ!!』です(注:単枠指定のシャフト作品はドーピングにより今期も失格としますw)。二次創作物らしい設定を活かしつつ、私らが生きる現実世界と人間心理をリアルに表現しています。
上記に挙げた七つの項目のうち、ストーリー・設定・作画部門が高評価できます。昨今に蔓延る、必要なく性的描写を強調するだけの萌えアニメの中で良いカンフル剤となってくれれば幸い。
しかし当アニメは七つの項目に定めた萌え要素ではなく燃え要素に該当させるので土俵が違います。なので萌え要素側の方で高評価した『バカとテストと召還獣』の話でも少々。
テストの点数が召還獣の能力に反映されるなんて、なんですかこのマジアカ遊戯王を合体した設定は?ゲーム化したらコナミが喜びそうだな。
特化した得意科目の違いを活かして宝石賢者を倒す展開、それに伴いキャラの個性を活かす事にも繋がる利点があるな。
しかしチートキャラが仲間に居るのもお約束。そしてチートキャラは料理が下手。または、たとえリーダーを張ってようが所詮F組はF組。このように読める展開が多いのでシナリオ構成では見劣りするが、それほどにキャラの個性が勝っているので問題無し。
ギャグ要素はテンポの流れが良く、ノリの良いメンツばかりで実に面白い。異端審問会のくだりとか好き。
萌え要素は第四話のラストシーンの水橋の「バーカ」で萌え殺される所だった。下馬評で聞いていた秀吉の魅力にはまだ開眼しないままである。加藤英美里よ頑張ってくれ。
主題歌は私的にEDを押したい。『milktub』の楽曲かぁ、やっぱノリが良くていいね〜。基本はPCゲー主題歌の作詞・作曲をしています。この人達はバカを体で表した生き方をしているので作風にもピッタリ。

さてさてズラズラ書き綴ったけども、ニコ動とかで検索かけて探してるアレ気な人々に朗報です。最近私は『SayMove!』を利用しています。貴方の探し物が見つかるかも知れませんよ。
……宣伝乙!